レコーディング当日には、持ち物リストを作っておくようにすると、撤収するときの忘れ物リストにもすることができるので何かと便利です。特に、リハーサルスタジオや公民館など、自分の持ち込むものが多いときにはトラブル防止に役立ちます。 

自分の失敗からつい忘れてしまいがちなモノの具体例を以下に上げておきますので、そういった場所に乗り込んでいく際には確認してみてくださいね。 

  • ジャックの変換プラグ(XLR→TRSやTRS→XLRなど) 
  • バックアップ用のUSBメモリ、プラグインラインセンスの入ったilok 
  • モニタリング用のヘッドフォン 
  • 特殊なマイクスタンド(オーバーヘッド用やショートブームのものなど) 
  • マイクのインチ変換ネジ etc… 

どれも、細かいものではありますが、無いと現場で困るものばかりです。レコーディングに出発する前に、現場でどういったものが必要になるのか頭のなかで細かくシミュレーションをしておきましょう。 

 

あると便利なレコーディンググッズ 

他に、あると便利なレコーディング用のグッズをご紹介します。 

マスキングテープ・メンディングテープ/油性ペン 

上に文字をかけるテープです。これが無いと機材の上やケーブルにメモをとることができず、いちいちルーティング表を見直す必要があり大きく時間をロストしてしまいます。是非持っていきましょう。 

紐 

僕の場合、マルチマイキングをするときに、等距離でマイクを立てるため紐を多用しています。無くてもマイクケーブルで代用はできるのですが、なんだかんだ言ってその場ですぐに切って使える紐があると便利です。 

接点復活剤と綿棒 

ギターやベースの録音前に、接点復活剤をふりかけてジャック周りを掃除すると本来の音の立ち上がりで録音することができます。機材トラブル時にもあると応急処置ができることが多いです。 

軍手 

機材の搬入搬出、セッティングのときにあると重宝します。 

 

心得チェックリスト 

  • レコーディングスタジオではない場所の場合、ちょっとした忘れ物で大きく時間をロスしてしまうことがあります。チェックリストで入念に確認しておきましょう。 
  • 便利グッズは簡単な化粧箱に入れて常備しておくと便利です。